今日は、仕事の合間にすこし時間が取れたので、
様子はどうかね?
と、出産したての妹の病院へ行ってきた。
着くと、
授乳を終えて赤子様と戻ってきたとこだった。
が、
赤子様、ごきげんななめ。
足らなかったかなあ…。ちょっとミルク作ってくるね!5分くらいで戻るよ。
と妹。
とりあえず、泣きっぱなしなので、妹の許可を得て 抱いてみる。
私は、ちょっと試してみたいことがあった。
その昔、この赤子様の母である、末の妹が産まれた時、私は小6だった。
まだ他の妹も小さかったので、私は子守りを余儀なくさせられていたのだが、
私は母から、
黄金の右腕
と呼ばれていた。
寝かしつけが、異様に上手かったのだ。
まあ、ただ単に、そうやっておだてておけば、この先も喜んで手伝ってくれるであろう。という母の目論見もあったのかもしれないが、事実、私が抱いてると、末っ子は寝てしまうことが多かった。
さて、20数年経ったいま、
私の 黄金の右腕
は、健在なのだろうか???
タイムリミットは、妹が戻るまでの5分。
間に合うか?!
とりあえず、抱っこして揺すりながら、背中のあたりを一定のリズムでたたいてみる。
お、ちょっと泣き止んできたか??
だが、また思い出したように泣いてみたり、口を動かしている。
おや、
でも、ちょっと目が眠そうだ。
いいぞ。
おまたせ〜。
終了。妹到着。
ふふふ。
寝たわよ。
えー!あんなに泣いてたのに??
ふふふ。
黄金の右腕健在!!!
まあ、
たまたまかも知れないが。
衰えてなかったわ。
こんな風にあの頃寝かしつけてた子の、さらに子供を寝かしつけるなんて、思いもしてなかったけど、
お手伝いしてた甲斐があるなあ。
なんだか上手くできてるなあ。
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