仕事は好きだ。
でも、具体的にいくつくらいまで働けるのかとか、あんまり考えてなかった。
ばくぜんと、
50~60くらいなのかな。って。
いくら手に職とはいえ、美容師も、リラクゼーションも、それ以上の年齢で働いてる人のイメージが無かったのだ。
まあ、、マッサージの方が居そうかな。ベテランな感じで。くらいの認識。
先日、ヘアメイクの仕事で、キャバクラの新店舗がオープンするとの事で、任されて行ってきた。
いつも一人現場なので、まさか他にもヘアメイクがいるとは思わず…。
行ってみたら、ちょっと派手めな髪色のショートのおばさまがいらっしゃった。
彼女も、ヘアメイクが2人入るのを聞いてなかったらしく、私のことをキャストだと勘違いしたらしい。(こんな陰毛パーマなのに!)
あまり他のヘアメイクさんとの交流もないので、空いてる時間にすこしおしゃべりさせてもらった。
てっきり、見た目の印象で、うーん、60前後くらいなのかしら?と勝手に思っていたら、
私の、
昼間も何処かで働いてらっしゃるんですか?の問いに
あー、70の時に店は閉めちゃったからさー。いまは友達の髪しかやってないんだよね。
と、さらっと仰り、耳を疑った。
実年齢こそ教えてくれなかったけれど…。
私もああなりたい。
それくらいの年齢で、10代のキャバ嬢(じゃなくてもいいけどさ)の髪とか創りたいよね。
ふつーに、スマホ使って、
あ、LINEはやってる?なんて言いたい。
それに対して、すいません、LINEやってないんですと答える私。
一般的に考えると逆転してる。
新しいものだけがいいわけではないけれど、新しいものも柔軟に取り入れること。
いくつになっても健康で働き続けられること。
仕事をたのしむこと。
深い話をした訳じゃないけど、なんだか感慨深い出逢いだった。
さっき、顔文字入りのiMessageが彼女から届いていた。
さすが!
あたしも、クセのあるキュートなババアでありたい。
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