二回目のボランティア。
今回も宮城県牡鹿半島鮎川へといってまいりました。
まだまだ瓦礫は撤去できていません。
石巻の市街地は、先月と比べたら
被災車両の撤去が進んでいるように感じましたが、蝿とニオイが今回はきつくなっていました。
鮎川では、景色は正直いってあんまり変わっていないように感じました。
ただ、色んな方がボランティアに来ていてすこしにぎやかな感じです。
大道芸のかたなどもいました。
私は、このデイホームだったところの建物の脇から半地下になってる部屋に入っての水と泥かき作業。
海のにおいとはまた違う、硫黄のような薬品くさいなかでの作業です。
バケツリレー方式でどんどん水をくみだします。
鮎川は、この日快晴!
日差しもきつく、休憩のたびに 外したゴム手から汗がしたたり落ちます。
真っ黒の汚水を、側溝に流すと、
変色してしまった写真や、おわんや、いろんなものがでてきます。
きれいな状態のプリクラがあって、この人はぶじなのかな?とか、
複雑なおもいになりました。
まわりに積み上げてある
よごれた布団や、家電や、ぬいぐるみ、いろんなものが
もともとはだれかのおうちにあったもの…。
処分しきれないくらい積み上げられています。
作業終了後のいちまい。
このデイホームでの作業は数日前からやっていたよう。
私たちでどうにか終了までこぎつけられましたが、一軒をやるのにこんなに時間がかかるなんて…
ほんとうに三ヶ月もたっていても、人手も足りてないし、なにより作業がすすんでいません。
現地ではまだお店はやっていないし、やっと車があればいける範囲にコンビニが復活したところ。
車のない人は、買い物はできません。
支援も打ち切られているところも増えています。
時間で区切るのではなく、ほんとうに自活できる環境をつくってからの支援打ち切りがほんとうなのではないでしょうか?
まだまだとおいみちのりです。
こっちにいてもできる支援活動もあるので、みなさまぜひよろしくお願いします!!!
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