きのう、昼過ぎ、
わたしはまだ顔もあらわず、パジャマでだらだらしていた。
が、
今日一時半から渋谷のタワレコで、ジョージ・クリントン握手会!
という衝撃のニュースをたまたま相方が知り
脳内でカウントダウン!えーといま何時だっけ。間に合うか?!
雨だし、ひまだし、いまからなら急げば渋谷なら間に合うかも…
私の本気の目と勢いに押され、車を出してくれる相方。
アワアワと支度。
だって会えちゃうなんて!
慌てつつも、ぬかりなく、自作のドレッドつきヘアゴムを準備し、
なるべく狂ったいでたちで向かう。
向かう車内でも、ドレッドの色味が思ったより地味だったので、いそいそと緑と紫の毛を編み編み…。
ただのアホだ。
飛ばしてくれたおかげで無事到着。
あれ?
地味になってるー!!!!!
でもでも!
かわいいめがねをしてらっしゃった。
最新作は、私が来る前にすでに売り切れ、じゃんけんで奪い合いだったらしい。
こんな頭のわるい格好の人はわたしひとりだった…。ちぇっ。
高校生のとき、
まだYOU TUBEもWikipediaもない時代。
スカパーのチューナーを抽選でどうにか当て、視聴料は自分で払うから!とMTV(当時はまだvibeというチャンネル名だった…)を狂ったように観ていた。
自分が何が好きなのかもよくわからないまま、いろいろ聴いて、
ミクスチャー、Gファンクとよばれるヒップホップあたりを聴き出した頃、
このPVの中盤の登場シーンにやられ、
誰この派手なひと?!
それからいろんな曲の元ネタになってるPファンクを知る。
ひゃー。ロクなCDも売ってない田舎の高校生時代。もちろん周りに話の通じる子もほぼいないし、情報源はMTVと音楽雑誌。時間と集中力だけはあるから、ズブズブのめりこみ、普通の女子高生とどんどん乖離してゆき、独自の世界をつっぱしる!
あのレインボーヘアに憧れて、そういったイカれた髪型をつくる美容師になる。
そんな私に多大な影響をあたえた人のひとりに会えちゃうなんて。
こーいう言い方するとほんと陳腐だけど、
奇跡のようなじかんでした。
わー。感無量。
あ!でもね。あまりにもフワッと私がなりすぎてて、握手しそびれちゃった。
となりの多分コーラスのお姉さんに握手してもらった瞬間に
あ!写真とサインで精一杯で、握手忘れた!!!って気づいた。
でも、充分です。
はー。よかった。
長生きしてほしいなー。
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