BLOGについて

このサイトでは、私が今までに綴ったブログを全部まとめてあります。

2006年の7月、まだ美容室に勤務していた時のものからあります。ですので関連記事などで古いものが混ざって出てくるかもしれません。

毎日更新!を掲げて頑張っていた時もありました。(内容は非常に薄かったとおもいますが…)

基本的に、私の日常をただダラダラと綴っているものですので、笑って読み流していただけると幸いでございます。

浸水被害にあった時、捨てたものと使えたものまとめ

先日の台風19号の被害、あまりにも甚大で胸が痛くなります。

私も2015年に、関東東北豪雨で鬼怒川が決壊し、自宅(当時は賃貸アパート住まいでした)が1メートルくらい浸水しました。

2016年9月に書いたブログ記事ですが、被災した方の何かヒントになればと思い再掲いたします。

水に浸かったものでも、まだ使えるものもあります。全部捨てる前に、ご参考になればと思います。

以下2016年9月の記事です。

もうすぐ、常総の水害から1年。

そしてまた今年もあちこちで水害…。

自然はほんとにこわいなあとおもうし、去年の自分と重ね合わせてすごくかなしくなる。

去年の水害で、うちも床上1メートル以上…。
一階のものはほとんど水没。

水が引いてみて、冷蔵庫はひっくり返ってるわ、あまりの惨状に、ええい!あれもこれも捨てちゃえ!!!

と、思わなかったといえばうそになるが、

それでも愛着のあるものはたくさんある。

なるべく出費もおさえたい。

明らかにダメなものはあきらめたけど、
なるべく捨てないように努力してみた。

水害にあったとき、

すこしでも参考になったらいいなと思って、去年のことを書いてみることにした。

あくまでうちの場合であり、水没の度合いによってはなおらないものももちろんあるけど、なるべくあきらめないでほしいなあ。と私は思う。

去年のうちの状態。

自動車は完全に埋まるくらいの水位までは来ていた。

引いたあとのうちの中。

あーあ。って感じ。

これ片付けんのかよ。

しかもくさいのだ。

もうぜんぶ捨ててなかったことにしたい。

でもがんばった。

まず、修理できたもの、洗ったもの。

バイク。 完全に埋まり、あきらめかけてたけど…。

洗って、ばらして、オイルも交換したり、私にはよくわからないいろんな作業を経て、そして、乾かして乾かして乾かして…。
復活。

びっくりした。

被災直後、たくさんのバイクが業者に回収されてゆくのを見かけた。
被災ビジネス…。

直るからあきらめないでほしいなー。と思った。

掃除機、洗濯機も直った。まず、家電はかならず乾かしてから電源を入れないとショートするので、気をつけてくださいね!

掃除機はスティック型。
完全にこれも水没。
洗濯機は、幸い浮いてて、洗濯槽は綺麗だった。
でも、細かい泥のせいかモーター音がかなりうるさくなった。そしてたまにエラー。

機械マニアの父のおかげでどちらも再生できた。
自転車も、水圧で歪んだりしてたけど、洗って直した。ベルはつかいものにならなかったのではずした。

テント、その他アウトドアグッズも、とにかく丸洗い。

食器類は、煮沸消毒→ハイターを2回。それでも細かい泥が出るおそろしさ。

すごーく、個人的に頑張ったのが、CD、レコード、DVD!

とにかく、綺麗にあらって、レコードは針を落として溝を掃除して、

CDクリーナーや、レコードクリーナーでひたすら磨く。

ジャケットも、出来るだけそうっと泥を落として、キッチンペーパーと新聞紙で挟んで、紙を変えながら2週間ばかり。

しっかり乾かせば、とりあえずは残る。くっついちゃうから、なかにレコード入れたり出来ないけど、うちは壁掛けにしました。

本当に、すてないで~。と思う。

同じように、大事な写真もある程度保存出来るはず。

とにかく、紙で挟んで、重石をして、ゆっくり乾かすこと。

エアコンの室外機も、うちは大家さんのものなのでどうしたかはわからないけど、直るケースも多いらしい。

床は剥がして、壁も剥がして、断熱材も取る。
カビの温床になるので。

かつてのキッチン。

こんな状態で、2階でしばらく生活していた。

あきらめたもの。

ソファ、カーペットなどの布もの。これらはどうにもならない。

乾いても臭すぎる。

カーテン代わりにしていた布も、ほんの少ししか汚れてなかったけど、洗濯しても、細かい泥なのか?白っぽいのが取れなかった。

調理家電。衛生面的に…。炊飯器、湯沸かしポット、ハンドブレンダー、焼肉鉄板などなど。

煮沸消毒できないプラスチックの食器も捨てた。

靴も、ほぼ捨てた。

水遊び用のサンダルくらい。しっかりハイターに漬け込んだ。

本や雑誌、漫画も泣く泣く捨てた。貴重なものもあったのになあ。

お風呂の小物たちも、裸に触れるものだし、衛生面的にすべて捨てた。

冷蔵庫は、洗って修理をしたけれど…。冷凍は使えたけど、冷蔵がダメ。気に入ってたけど、泣く泣く処分。

父からもらった古いアンプとスピーカーも、捨ててしまった。

あとは、合板の家具は水を吸うともうどうにもならない。

ニトリとか、IKEAで買った安い家具たち。
キッチンのカウンターテーブル、いす、引き出し式のゴミ箱、オーディオ機材を載せてたパソコンデスクと引き出し。

引き出しとか、ふくらんじゃって開けるのが一苦労。

他のおうちで見かけた、一枚板のいいテーブルとかは大丈夫そうだった。
やはりいいものはいいんだなあ。

被災すると、ほんとに暗くなるし、やることだらけだし、役所の手続きとかもあるし、嫌になりますが、本当に大事な品は安易に捨てないでほしいなー。
と思います。

そのときは、つかれきってるし、すべて捨てたいけど、あとで、

あれ?あればどうしたっけ??
ああ、捨てたんだな。もう無いんだな。
と私はかなりさみしくおもいました。

なるべくお金をかけずに、ボランティアの方に
も頼れるところは頼って、後悔しないようにしてほしいな。と思います。

いっこくもはやく、日常が取り戻せることをお祈りしています。

車も、私の車は幸いシートの下くらいの浸水度合いだったので、動いたのですが、その後の修理が結構お金はかかりました。
愛着のある車だから後悔はしてないけど…。
バランス、難しいですね。

https://restart.kaokaokiikii.com/2019/10/15/hisaishitara/

被災した後に必要なことをまとめました。

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