珍しく、明日は日曜なのに仕事がない。それだけでなんか幸せだよね。(収入面はともかく)
実家にまつわる覚書
先日のラジオ室で、屋号の話をしてから うちの実家の屋号について父に話を聞きたかった。
改めて確認すると、やはりうちの屋号は
六郎兵衛(多分漢字表記だとこうなのだろう。知らんけど)
小さい頃、知らないおばちゃんとかに、
アラ?ろくろべさんとこの子??
とか言われたりして
????ろくろべって誰?
うちの父は茂巳ですけど。
って思ってたけど
今回確認して
・やはり屋号は六郎兵衛
・六郎兵衛が誰なのかは父も知らない
・お寺に確認してもらったことがあるが、古すぎてうちがいつからあるのか遡れないと言われた
などの情報が得られた。
・家系図のようなものがあるかも不明
・古い手紙とか資料があったはずだが、ばあちゃんが昔捨てたかも(ばあちゃんというのは父の母。存命だがボケてる)
私の実家は、旧水海道市(現 常総市)。
水海道は、鬼怒川と小貝川に挟まれた街で、古くから水運で栄えた。というのは、市民なら子供の時に必ず学ぶことだと思う。
まあ、川に挟まれてるから、2015年の関東東北豪雨で水害にあったりもするわけですが。
ただ、この水害も、鬼怒川が切れたことなど滅多になかったので まさに市民にとっては青天の霹靂だったのだ。
小貝川は80年代にも切れてるので、決壊するならそっちだよね。っていうのが、あの水害が起こるまでの大多数の市民の見解だったような気がする。
さて、私の実家は鬼怒川沿いにある。
親戚には「河岸のうち」と呼ばれる。
なので、河岸のろくろべどん。といえば、ある年代の人までには通じたそうだ。
今回話して、知ったこと覚書。
昔は土地持ちだった。というのは知ってはいたが、
・今の実家があるところより、昔は堤防がなかったのでもっと川のそばだった。
・実家(本町)から、鬼怒川岸を天満町方面、今の図書館の前(陸橋があるあたり)までかなり広範囲を所有していたが、農地改革の時に分けてしまったと。
ふむふむ。図書館前の陸橋は、私が多分小学生くらいの時に出来たので、その時点まで祖母が土地を所有していたらしいことは知っていた。
こう書くと、非常にお金持ちのお家のようだが、現在は全くそんなことはなく、普通の家である。実家がやや広めだというくらいか。
ということは、昔はそんなにいいお家だったって事?と問い詰めると、
・祖母が小さい頃は、家の門がかなり遠くにあったらしく(おそらく直線距離でも1キロくらいあるだろうか)家に帰るときは、門までおじいちゃんが提灯を持って迎えに来たらしい。
・父が小さい頃はお手伝いさんがいた。が、父がケンカして追い出したらしい。(本人はあまり覚えがないよう)
何そのエピソード。おぼっちゃんかよ。
確かにうちの父、一人称が「僕」なので、
うちのパパ変わってるなー。って思ってたよ。子供心に。そうか、ただのぼっちゃんか。
・父が5歳の時におじいちゃん(父の祖父だと思われ)が亡くなって、そのときは家で盛大な葬式が営まれた。
なかなかファミリーヒストリーは面白い。
しかし、祖母などは家の名前を残すために叔母のところに養女に入って、そして婿を取った人なので
私たちの代で果たしてこの名を無くしていいものか、改めて考えされた。
うち四姉妹だし、みんな嫁に行ってるし、私は法的には未婚なので苗字変わってないけど多分子供は望めそうにない。しかも鉾田に家建てちゃったし。
お家断絶ですよ。
・水海道史によると、河岸の六郎兵衛、高瀬舟を一隻所有。とあったそう。
そりゃ川っぺりだしね、持ってるよね。
しかし、ろくろべどんが何者なのか、うちが何をやってたのかはイマイチ不明だ。
また、水海道にまつわるあれこれ。
鬼怒川岸、天満町方面は昔色街があったそうな。今は全く何もないのでちょっとびっくり。
その辺は、小さい頃から行くなと言われてて(人気がない草むらだからだと思うけど)
昔の火葬場があった話も聞くし、あんまりよくない場所だからかなー。くらいに思ってたけど、そういうのもあるのかな。
まあ、小学生の当時からそこは全く何にもないけどね。
他にも、あそこは昔呉服屋をやってたとか、なんか色々聞いたり、現存する古い建物の話になったけど、時間がなくて詳しいことはわからず。
水海道、さりげなく古い建物があるので、着物で街歩きやりたいんだよねー。いつか実現させたい。
そして実家に水海道史があるので、近々読みたい。
あと、水海道小学校の歴史の部屋。あそこにも行きたいんだよー。
古い農具など、資料としてうちからも寄付したようなことも言っていた。
今日は仕事の合間に寄っただけだったので、また聞いてみようと思う。昭和20年代後半生まれの父。
まだまだ若いと思いたいが、いろいろ今のうちに話を聞いておきたい。(話を若干盛る傾向はあるけれど。笑)
関係ないが、今日は父の生まれ年くらいの本を手に入れた。
着物好きから、単なる昭和研究家になりつつある。
でも、楽しいんだよね。
こちらについても後ほどまとめようと思います。
本日のお仕事
ちょっといかついお姉さんですが…。笑(コワクナイヨ)
ドレスが超かわいかったので、エレガントな感じに…。
今日は朝から結婚式場のお仕事。そして合間に実家。帰宅後古書を眺めてニヤニヤして、
夜のお姉さんのヘアセット。働きました。
ちゃんと覚書もかけたし、明日はゆっくりしまーす。
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