キャバクラのヘアメイクの待ち時間、
私は本を読んでいることが多い。
ケータイでもいいけど、液晶画面で目がやられるからだ。
きのうも読んでいると、成人式を迎えたばかりの若いボーイさんが、
俺も本よみたいんすよー!
と話しかけてきた。
よくよく聞いてみると、
頭が悪く見られがちだから本を読んで頭よくなりたい。
あんまり文字は多くないのがいい。
ミステリーを読んだが、犯人は分かったが全く話を理解できなかった。
キュンキュンするような恋愛ものを読みたい。
……。
ちなみにその時私が読んでいたのは、
みうらじゅんの新刊、
ない仕事の作り方
である。
どう考えても的確なアドバイスを彼に出来そうにない。
そもそも、
キュンキュンする本。
なんて、いまだかつて読んだことがあるのだろうか??私よ。
恐らく 彼の読みたいのは 恋○ ?のようなケータイ小説であろう。
全く私にはわからない。
そのあと忙しくなってしまったので、彼にキュンキュンする本について話すことはなかったけれど、
1日かけて考えてみた。
結果、
いまだかつて私が読んだことのある本の中で一番キュンキュンする本は
高校の時に友達が貸してくれた読んだ ホモ小説だということが分かった。
恋愛ものの小説、私も読まないわけではないけれど、
山田詠美もキュンキュンとは違うし、
よしもとばななも、キュンキュンよりじわっとするし、
残念(?)なことに 私の過去最高キュンキュンは今でいうBLものだった。
題名が思い出せなくて、調べてみたら
富士見二丁目交響楽団 シリーズだった。
はて?こんな絵だったかしらん。
まあカバーかけてあったしな。
買うほどでもないけど、ちょっと読みたい…。
とにかくエロい描写だったことしか覚えてないや。
これは角川ルビー文庫だったのだが、
コバルト文庫もそういや小学生の時とか読んでたなー。折原みととか。
なんて思ってたら、
友達がはまっていた、炎の蜃気楼が出てきて懐かしかった。
1日かけて考えた結果、
私の脳内Amazonはロクでもないおすすめしか出来ないということがよく分かった…。
彼には何も言うまい。
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