ひとり70年代。

最近、20歳ごろによく着てた ヒッピー臭い服をふたたび着はじめた。

やっぱりすきなのだ。

70年代って、わたしにとって魅力的なのだ。

昔、古着屋さんで一目惚れして買った 猫柄の ジャケット。

わたしのなかでリバイバルヒット。

今日はこいつと、

スナフキン帽と

ちびニットと リーバイスのだぼだぼデニム。

すきな服をすきなように着る。

あたりまえだが、意外とできない。

美容師は、服装髪型自由だと思われがちだが、

何よりも接客業だし、

お店のコンセプトやら規則やら、果ては自分をどう演出するか？

けっこう制約があることもあった。

お店に所属しているとね…。

帽子NG 髪型を売る仕事だから。

ドルマンスリーブ シャンプーしづらい。

ノースリーブ 不快感（？）

果ては、真夏なのに素足NGになったこともあった。

どカジュアル服でも、素足は失礼にあたる（？？？）ので肉色ストッキング着用。

肉色ストッキングはくのがやだったので、ボトムは全てロング丈に切り替えたけども…。

接客業なので、もちろん 清潔感や最低限のマナーは必要なのは分かるが、

ねぇ？
なんで美容師なろうとおもったの？？

ひとによってそりゃあ動機は様々。

髪をいじるのが好き。

それは勿論！

わたしは、それに次ぐ大きな理由は、堅苦しい服を着ないで、好きな服をきても許されるからだ。

だって、、センスを売るんだろう？

個性は滲み出てくるものだから、そんなに主張するものじゃない。

そんな奇抜な格好じゃ、お客さんの幅が狭まる。

トレンドに沿った格好じゃないとね…。

そんなことも教えられたこともあったけれど、

私にはむいてない。

フリー万歳！！！

多少のリスクはあっても、

すきなふくをすきなように着て、

それを支持してくれるひととお仕事をする方が性に合ってる。

小学生から ひとより目立つ格好をし続けて、

いじめられたり、

先輩からも陰口いわれたり、

そんなこともあれば、

同世代だけでなくかなり目上の方でも、合うタイプの人には 服やセンスを褒められたりすることもあった。

っていうか、圧倒的に褒められることのが多かった。

つい、人は無難に走りがちだけど、

突き抜けたら 意外と大丈夫なんだということを学んできた。

あとは人間性でフォロー（できてるのか謎だけども）。

変な格好で、発言もいかれてたら ただのヤバイやつだ。

ある程度のまともな常識と、マニアック知識。

フリー生活、やっと一年。

おかげさまで、どうにかなっている。

ありがたいことだ。

これからも、

自分アンテナ、みがきつづけたい。