BLOGについて

このサイトでは、私が今までに綴ったブログを全部まとめてあります。

2006年の7月、まだ美容室に勤務していた時のものからあります。ですので関連記事などで古いものが混ざって出てくるかもしれません。

毎日更新!を掲げて頑張っていた時もありました。(内容は非常に薄かったとおもいますが…)

基本的に、私の日常をただダラダラと綴っているものですので、笑って読み流していただけると幸いでございます。

ダイダラボッチたちに会ってきた。

今日は、お客さまのヘアセットを終えて、気になっていた場所へ。

個人宅へ伺うことが多い私の仕事でありますが、結構直前まできちんと場所を調べてないことも多く(Googleマップで出てくるかだけは確認してるけど)

今回も、前日の夜にぼんやり見てたわけですよ。

ダイダラボッチ

ふんふん。だいたいあの辺か。

Googleマップを眺めながら、なんとなくの場所を把握して ふと画面を見やると気になる文字が。

ダイダラボッチ

思わずダイダラボッチの文字を触ると、こんな画面に。

やべえ。

これはヤバい。しかも、もう一つ近くにダイダラボッチはいるらしい。(正確には少なくとももう一体は居そうな感じ)

慌てて調べる私。

https://www.city.ishioka.lg.jp/data/doc/1403249130_doc_191_0.pdf

なんだこれ。超面白い。

天明の大飢饉のあたりから、村に病魔や悪いものが入らないように作られ続けている ダイダラボッチの大人形。

一見、風景に溶け込むダイダラボッチ。

ちょうどこの辺は道路工事をしていて、これから景観が変わりそうだけれど、ダイダラボッチだけは続いていてほしい。

ダイダラボッチ(オス)

ちなみに、顔はカレンダーの裏らしい。(出典:先ほどのリンク先のpdf)

毎年8/15に新しくする為、全体的に今は茶色いけれど 本来は杉の木で青々してるようだ。

そして、作り手の人たちにとっては花粉との戦いらしい。(これは今日のお客様に聞いた)

もう一体は、どうやら森の中にいるようだ。

Googleマップに出てくる写真だと、なんだかとてもエキゾチック。

森の中で出会いたくないNo. 1!な趣の写真が載っている。

あ…。

アレかも…。

これさ、昔は追いはぎが出る道だよね。絶対さ。

今も車で奥まで行っていいかちょっと怪しい。

少し歩いてみたけど、奥の左手は地域の方のお墓、奥はなんだろうなあー?畑に出るのかな?

ちょっと車から離れそうだったので(鍵置いてきてたし)あまり探検できず。

天明の飢饉って江戸時代だよね。

電気もない暗がりで、こいつにあったら間違いなく心臓止まりそう。

朝8時くらいの爽やかな時間のはずだけど、おっかねえよ。

プリミティブ!

ツーショットとって喜ぶ私。

奥に見えるハスラーが私の車。

ほんとに、急に森。

このダイダラボッチは、女だと言われていて。

作る時に男根を作らないというのもそうなんだけれど、近くに「金精大明神」があるから。という理由とのこと。

気になる!!!

事前に調べたけど、情報なし。

行ってみたら、なんのことはない、

ちょっと奥に進むと ダイダラボッチの並びに見つけました。

木の根元に、石像というか、祠というか、なんか見えますよね。

近づいてみましょう。

令和の今でも、なんとなく 土着の雰囲気を感じるこの周辺。

きっと昔は、この辺に嫁いできて、子がなかなか授からないのは死活問題。

昼間でもちょっと暗い この場所に ひっそりお詣りしてたのかな?

この辺は、古い大きなお家が多いので、車で走っていても面白かったです。

帰りは、前から看板は見かけてて 気になってた古墳公園へ。

富士見塚古墳公園

駐車場から長い階段を登ると、さらに丘がこんもりと。

古墳です。

さらに階段を登って上まで。

日本で2番目に大きい湖(茨城人忘れがち!笑)の霞ヶ浦のそばで、筑波の山も見えるし、かなりいい景色です。

古墳の上は何もないので、誰もいないし、階段に腰掛けて しばしぼんやりと。

終わってたけど、桜の名所でもあるみたいですね。

9時になれば、出土品も見られたのですが、あいにく9時前。

いいところなのでまた来よう…。

古墳があったところは、だいたい清々しくて日当たりも良くて過ごしやすい。

と、思う。貝塚もね。

そんな感じで、茨城の男根崇拝や古墳に思いを馳せながら帰宅し、

眠かったのでゴロゴロしながら

潮来の大生神社(もともと鹿島神宮はここから分かれたらしい)に思いを馳せて、寝落ち。

お天気いいし、うちからそんなに遠くないので 大生神社も行ってみたかったのですが。

ちなみにその周辺も古墳群があります。

郷土史や、

信仰とか、風習って面白いよねえ。

ダイダラボッチの風習も途絶えず、大生神社の巫女さんも途絶えずいて欲しいなあ…。(昔はかなり過酷だったようですが。生涯独身で、ほぼ幽閉されてるような生活。物忌という巫女さんのような存在です。)

知らないことってたくさんあるなあ。

やっぱり、出張で県内回る今のスタイル 私に合ってる。楽しいもん。

ついでに地域風俗を探るのをライフワークとしよう。

今日悔やまれるのは、1人目のダイダラボッチを見た後 車に乗り込んだら まさにRPGゲームのように 村人1 って感じの 絵に描いたようなほっかむりしたおばあちゃんが出てきて

うわー。声かけてダイダラボッチについて聞きたい!って思ったけど

ちょっと日和って、声かけられなかったんだよね。

村人1が出てきた

→声かける

→逃げる

次は勇気を出して声かけます。

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