BLOGについて

このサイトでは、私が今までに綴ったブログを全部まとめてあります。

2006年の7月、まだ美容室に勤務していた時のものからあります。ですので関連記事などで古いものが混ざって出てくるかもしれません。

毎日更新!を掲げて頑張っていた時もありました。(内容は非常に薄かったとおもいますが…)

基本的に、私の日常をただダラダラと綴っているものですので、笑って読み流していただけると幸いでございます。

日本一の珍に逢ってきたハナシ。【安食・魂生大明神】

久々アップするブログが男根ネタというのもどうかと思いますが。笑

出張で着付けやヘアメイクの仕事をしているので、行った先になにか興味深いものがないかと探しては 「ちん散歩」しているのです。

そんなちん散歩ネタ、かなり溜まっているのですが ひとまず日本一からご紹介しましょう。

安食の魂生大明神

魂生=金精

こちらは、大鷲神社の中にある境内社。

千葉の印旛郡栄町安食にあります。

安食といえば成田線。単線なので、学生の時うっかり寝過ごして常磐線に乗り換えるはずの駅を通り過ぎ 気づいたら安食で途方に暮れた思い出があります。

五穀豊穣、縁結び、子授け、安産、夫婦和合の神

高さ2.5メートル

周囲2.3メートルの石製の男根が鎮座しており、大きさは日本一です。

そんな文言が立て札に…。

ちなみにこの日は、朝9時前だったため お堂の中には入れず 扉の隙間から見るだけでしたが ものすごいインパクトでした!

こちらは先日再訪したときにばっちり撮れたツーショット♡

遠近法ではございません。隣に立ってこの感じ。

12月に酉の市のお祭り(少子化克服なべまつり)の時に、ピンクのはっぴを着た女子たちがこちらの御神体(多分しめ縄ついてるやつだと思う)を引き廻すそう。

残念ながら2023年は引き廻しはやらないそうです。ほんとに残念。

いやしかしでかい。でかいし黒い。

たくさん願いを込めた珍たちが奉納されています。

全体はこんな感じ。

この左側の窓の中を覗いたら…

ここにも珍!

もしかしてこの奥にある大きいのも…

全然上手く撮れてませんが、奥のは お鷹ぽっぽです。お間違えなく!笑

手前にも小さなお鷹ぽっぽがいますね。っていうか紛らわしいよね。

大鷲神社

せっかくなので、大鷲神社にも行ってみます。

魂生大明神の脇の石段を登ると

徳川家ともゆかりがあり、春日局が竹千代(家光の幼名)の出世祈願をして 無事に将軍になった折に金色の鷲を奉納したんですってよ。ほえー。

ここは本殿の彫刻が素晴らしい。

初めに行った時は、時間がなくて ささっと写真を撮っただけだったんだけど 後からしみじみ眺めてみたら

司馬温公の甕割り図!!

左端に甕がありますね。

この、琴を演奏する彫刻がここでは有名。

酉の市の舞台で、当時無名だった歌手が歌ったところ

その次の年の紅白出場を果たしたといういわれがあります。そんな感じで、出世や芸能の神としても信仰されてるようですよー。

ほんと、テーマパークのように 境内社や御神木があちこちにある場所です。

境内の他のみどころ

いい案内図だよねえー。

ちなみに駐車場は2箇所あります。

男坂・女坂

大きい駐車場の脇にこちらの坂があります。

傾斜がきつい方が男坂。こちらは大鷲神社の前に出ます。

ゆるい坂は女坂。こちらは魂生神社前に出ます。

男坂は女の人は登っちゃいけなかった みたいなのを読んだ気がしたので女坂を使いました。

草薙の道と稲荷神社

こちらは裏参道がわの小さい駐車場の方。

ほんとにここに停めていいのかな?と不安になるくらい。3台分くらいだったかなあ…。

初めて訪れた時は大きい駐車場の存在を知らず、こちらから行きました。

竹林と森があって、なかなか良い感じの小道です。

途中に稲荷神社があります。

子授けの大樹

正面の魂生神社が鎮座されてから徐々に出現した〜とあります。自然のワレメ…。自然の不思議…。

縁結び合体椎の木

イザナギとイザナミのお姿になぞらえて…と説明がありますが。笑

そしてこの森自体が縁結びの森。と言われてるそうですね。

ここにいると、見るもの全てがソレに見えてくる不思議…。

石上神社

大鷲神社の脇に、ちんまりとありましたが

石上=石神神社

茨城・守谷にも石神神社がありますが、やはりここにも珍。

この石棒たちはその昔奉納されたものでしょう。

どうやらこちらが元々の魂生神社のようですね。

境内には他にも

力石

日本武尊お手植えの松

鷹の巣占い

など色々見どころ目白押し!ですが、とりあえずここでは珍絡みのことだけ取り上げます。

飴に感動

本当にテーマパークのようないい神社。

先日再訪した時に、前に買えなかった飴を買いました。お土産も充実!!すごいぜ。

大鷲神社の社務所で頂けます。

説明してくださった方によると、

このお札がポイントだと。

しっかりこのお札に毎日お願いすれば願いが叶いますよ。と。

それでもって、このお札の秘密もお話ししてくださった。

あえて写真は載せませんが、このお札絵が内側になるようにを縦に半分に折って

弁天様のお顔が見えないくらいに折り返すと…

アラ!不思議!!

龍と弁天様が大変身。

何に変身するかは買って試してみてね♪

私はあまりにも感動したので、思わず飴をもう一つ!と。笑

黒糖で一個一個手作りしてる飴。黒糖なのでお料理にも使えますよ。と。うちではまだ飾ってあります。

むかしのはなし

この飴を買った時に、色々興味深いお話を伺いました。

約40年前(1984年ごろ?)の酉の市の神事の映像も観せてくださいました。

貴重な映像ですねー。

今では御神体の引き廻しも、御神体を立ててはいけないので寝かせてやっているそうですが

昔はそれ以外にも おかめとひょっとこによる神事があったそうです。

映像で観たひょっとこは、ものすごくエロ顔で笑えました。どっちかというとえびすさん。目がエロ目なの。

そのひょっとことおかめのラブシーンです。

チラチラと股間のブツをちらつかせながら、ひょっとことおかめがいちゃいちゃしています。

ひと通りコトが終わると、爽やかに観客へ何か投げている。

観客は子どもたちもたくさんいてとても賑やか。

大人も子どもも、ひょっとことおかめが投げた物を拾いに走って、カメラマンがもみくちゃになってる映像でした。

何を投げてたのかはよく見えなかったのですが、

神社の人によると 

餅まきかな?と。

でも見た感じもっと小さいものに見えたんだけどなー。紙??福銭とかでしょうか?

みうらじゅんのとんまつりの本で どこかのお祭りがやはりそんな感じでおかめとひょっとこが致す場面があって その後股間を拭くしぐさをした後の紙を投げる。という所があった事が頭を掠めた…。

拭く=福 だって。ダジャレかつクレイジー。

日本の祭りってほんと面白いよね。

今はもう安食の神事はやってないのがすごく残念です。酉の市でも今年は引き廻しもないとの事ですし、どんどん廃れていっちゃうのは寂しいですね。

またお詣りに行こうと思います。

ちなみに、このお話を聞けた2回目に訪れた時は私の誕生日。

自宅からはちょっと距離があるので、仕事などで近くを通った時くらいしか行く機会がないのですが たまたまその日に安食方面の仕事の依頼がありまして。

しかも依頼が来たのは前日。つまりピンチヒッターです。

誕生日にこちら方面に行けるということは、これはお詣りしてこないとね!と向かったのでした。

あいにくの雨でしたが、神様と通じる時は雨。という話もあるそうで…。

何かご縁があったということにしています♪

たくさんお話ししてくださった神社の方、どうもありがとうございました!

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