IT スティーブン・キング
全4巻すべて読了。
ふぅー、体力いるぜ。
でも、久々にホラー小説を読むのはすごく楽しかった。
展開もおぼろげには憶えているのだけれど、細かい所はすっかりわすれているので、それもまた主人公たちと重なって良かった。
(主人公たちは27年ぶりに地元デリーに戻ってきたのだが、記憶をITによって消されていて、デリーに戻ったことによって徐々に思い出してゆくのだ。)
ホラーで、ものすごく怖いんだけど、昔の少年だった頃の回想や描写がとても青春というか…
スタンドバイミーなのだ。
まあ書いてる人が同じなのもあるけれど。
狂ったジャイアンのような、いじめっ子に追いかけられるところとか、
自分たちの秘密基地をつくって、そこでみんなで遊ぶのとか、
ここまで強烈にではないにしても、どんな人にもあるなつかしい記憶。
前に読んだのが小学生だったのもあって、ひどくノスタルジーを感じた。
あと、今読みかけなのは、
クマのプーさん エチケットブック A.Aミルン
つくばにある、同級生の本屋さんPEOPLEで買ったもの。
クマのプーさんのシリーズも、子供のときすごくすきで、
そういやうちにも、プーさんの料理本があったな。
あれも絵本のワンシーンがかならず書いてあって面白かったな。
と思ってつい買ってしまった。
インテリア本を見に行ったのにね。(それも買ったけどさ…)
まあそういう思わぬ買い物をするのが本屋の良いところ。
これも、プーさん版、暮らしの手帳みたいで面白い。
-たずねたおうちの家事の手抜きについて、あれこれいってはいけません。ゆかにキノコがはえているような気がしても、です。
-不意にたずねていった先では、なにかひと口つまむ時間であっても、お茶を催促してはいけません。でも、それとなく身ぶりで示す(たとえば、食器棚のほうをちらっと見る)くらいなら、かまわないでしょう。
ふふふ、ニヤリとしてしまう。
百エーカーの森の住人みたいな、エチケットがこれを読み終わったら身につくかしら…?
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