わたしはあまのじゃくである。
業田良家さんの漫画、自虐の詩。
内容もよく知らず、
そういえば映画化してたっけ。でも話は知らん。
くらいの感じで、
相方の
号泣した。
とにかくテーブルひっくり返す。
というわずかな前情報のみで読み出した。
確かに、後半、なんともいえない勢いで、涙も出たけども。
モヤモヤするのだ。
読み始めてすぐ、
ブコウスキーを読んでる気持ちになった。
きらいじゃないし、わかるんだけど、読んでてしんどくなる感じ。
後半、過去とか、いろいろ明らかになって、主人公ゆきえの妊娠とか、
4コマ漫画なのにすごくドラマチックですごい。
感動するんだけども。
モヤモヤの原因を、ずっと今日いちにち考えていたのだけど、
考えていたら、
どんどん自分のドロドロしたものが見えてきて、
なんともいえない気持ちになった。
分析してみると、
私はどうやら幸江にも、熊本さんにですら嫉妬しているのかもしれない。
思ってもいなかった自分のドロドロさで、苦しい。
普段、楽しく生きているし、不満はないけども、
女の幸せ。として描かれるものとして
愛する旦那と子供が必須な感じ…。
幸江が妊娠してはじめて、母のことを許せる感じ。
体験してないからわからないし、なんとも言えないけれど、
世の中に対して、自分が後ろめたい存在である気がして…
うーん。感情を掘り下げすぎたかなあ。
なんとも味わい深い漫画だと思う。
コメント