古い本や雑誌読んだり、まあ普段から割とそんな感じなんですけどね。私。
国民礼法
ふと、礼法が気になってきた。
ある程度の礼儀作法のようなものは なんとなく親だったり 社会から学んだような気がするが 今ひとつ自信がない。
お辞儀の仕方ひとつとっても、ただなんとなく頭を下げてるだけで コレでいいのだろうか?とふと気になってきたのだ。
という訳で、
昭和16年の 学校の教科書である
国民礼法(正しくは旧字体)を買ってみた。
昭和16年のものだが、どうやら現代人にも読みやすいように 今の仮名遣いや漢字に改められているそうだ。
竹内久美子さんという方が解説をされています。最後のあとがき(解説か?)もなかなか興味深かった。
それを読んでて気がついた。この本9月に出たばかりなんですね!
さて、内容だが どれをとっても勉強になる。
着物好きとしては、
服装 の項がかなり面白かった。
昭和16年といえば、もうかなり戦争の色が濃くなってきているはずだ。
その頃の婦人雑誌も持っているが、軒並み 繰り回しとか、物資を大事に使いましょう。という内容が多い。
読んでみて改めて、
私、戸の開け閉めひとつできないかもしれないなー。と思った。
正しいやり方(まあそれに囚われすぎてもいけないが)なんて分かってなかったし、
大体 手が塞がってると足でお行儀悪く開けたりね。酷いもんですよ。
常に相手のことを考えて失礼のないように動く。って大事だなあ。と。
こういう事を、小学校で学ぶのは良い事なんじゃないかなあ…。今は家庭で教えきれない気がするし、私が親だったら間違った事を教えてしまいそうだ。
当時の感覚の 戦争に向かう中でのこうした教育は賛否両論あるのかもしれない。
だけど、文面を読む限り 別に戦争を礼賛している訳でもないし
人と人とが関わる上で 大事にしなくてはいけない 相手を敬う気持ちについて教えていると私は思った。
まあ、そんな事を考えるのにもってこいの本です。おすすめであります。
昭和の化粧品のこと
まゆナベ先生のラジオが滅法面白い。
週に一回、木曜日が楽しみだ。
今回は、昭和の化粧品についてお話しされてます。
昭和の化粧品…。
私学生の時にハマって、ドラッグストアの片隅にそっと置いてある おばあちゃんの鏡台にありそうなラインナップに心をときめかせていたのですよ。
当時の私(多分中学生〜高校生)の愛用の品。
洗顔は、
ロゼット洗顔パスタ(荒れ性用)
それか、実家にやたらたくさんあった
資生堂ホネケーキの紫。
ロゼット洗顔パスタ、
パスタ?スパゲッティ??って思ったけど
paste をパスタって読んでたのかなー。と。私が勝手に思ってるだけだけど。
同じく、ホネケーキも
骨ケーキではなく
honey cakeです。
ハニーがホネな訳よ。ケーキは塊だからかなあ。ねり状だったらパスタになってたかもね。
あとね!!
大好きだったのが
蜂乳クリーム石鹸!!!
コレ今あんまり売ってなくて悲しい。
このなんとも言えない甘いおばあちゃん臭大好き。嗅ぎたい…。
ネットだと買えるみたいねー。
あとは、井田ラボラトリーズの
あずきの粉(正式名称忘れた)
コレは今売ってなくて残念。粉末状で、あずきで出来てます。
同じく粉状のものだと、
美容文化社の
うぐいすの粉。
お察しの通り鶯のフンです。
コレは単独じゃなくて、石鹸の泡に混ぜて使ってた。臭くないです。
化粧水は、私は資生堂のドルックスの紫。
これは今もたまに使ってて、
匂いがすき。
今は瓶じゃなくてプラスチックになっちゃって悲しい。
こんな感じのラインナップを愛用していました。
マスカラはメイベリンのダイヤルマスカラね!
メイベリンも実は戦前からありましたよ。最近知ったけどさ。
ちなみに現在は、
洗顔は主にビオレ。
化粧水はちふれの とてもしっとり に落ち着いています。
ちふれも戦後すぐくらいに出来た会社ですかね。
地域婦人連合かなんかの略ですよね。
お安くて主婦の味方であります。仕事でもリップとか実は愛用してます。
まゆナベ先生のラジオ聴いてたら、蜂乳クリーム石鹸の匂い嗅ぎたくなっちゃったので、ちょいと注文しちゃおうかしらん。
昭和の喪服の話
やっと、9/20にやったインスタライブを字幕と補足つけてYouTubeにアップしました。
何度か話してるテーマですが、もしご興味あったらご覧くださいませ。
喪服のお話です。
まゆナベ先生には遠く及びませんが、私もちゃくちゃくと昭和ヲタ道を突き進んでおります。
さあ一体どこへ向かうのか。笑
コメント