先日、着付け用のトルソー(ボディ)が折れた。
折れるなんてことあるか??!
って思うが、折れてしまったものは仕方ない。
意外と芯の接合部は細かったようだ…。
謎のトルソー
ジモティーで、ちょっと怪しげなお兄さんから格安で譲っていただいたものなので文句は言えぬ…。
しかも着物付きだったのだ…。
着物も、かなり薄汚れてはいたが、洗うと着用できそうなものもあった。
着物はおそらく子供用、下に履いてるのはモンペ。中の襦袢は大人用…。とにかく謎だらけだったのだ。
どうやって直そう??
金属なので、接合に悩む。
土台も、板のように見えて、本体は金属で出来ていて、表面にかなり薄いベニヤのようなものでカバーされている。このベニヤにネジを打つのは不可だと思われる…。
とりあえずホームセンターに行ってみた。
買ってきたもの
土台にする板(切れ端が¥100だった)
イレクターパイプ用のパイプホルダー
パイプホルダーに貼ろうと思ったマスキングテープ
ねじ
トルソーのパイプの径はは25ミリ。
イレクターパイプは規格が28ミリなので、大きいのだが、何か布でも巻いて押し込めばガタガタしなくて良いかも!と思って。
ほんとはついでにパイプも塗装したいところだが、金属塗装はハゲやすいのと、着付けの練習に使うので、塗装が落ちて着物が汚れても困る。
なので、マステを貼ったら可愛いかも…と思ったのだ。
土台の板も、たまたま塗装済みのものがあったのでラッキー。
まずは、サンダーかけるよ。
板の角っちょとか、ささくれがあると、着物をひっかけそうなので、なめらかにやすりがけ。
サンダーで角を取りました。
着色
角の部分と、小口のところだけ、木の色が見えてるので、家にあったヴィンテージワックスを塗り込みます。
乾かしてから、しっかり拭き取って、色落ちしないようにしておきます。
乾かしてる間にマステを貼る
意外と透ける…。
まあいっか。てきとうです。
ねじ留めして完成!
なんかねじがうまく効いてない…。あとでねじ買ってこよう…。
組み立て
ワックスを塗り込んだタオルの綺麗な所を切って、巻き付けてパイプを嵌めてみた。
まあいいんじゃないかしら〜??
イレクターパイプのパイプホルダー自体が重みがあってしっかりしてるので、土台の板は桐板で軽いんだけどまあ、なんとかなりそう。
とりあえず修理できた!!
トルソーの造りが、モノによって違うので、全然誰の参考にもならないと思うんだけどさ(笑)。忘備録として…。普通に買うと、洋服用の最安値で¥5000前後、着付け用のものだと最低でも1万円はするので、千円くらいで修理出来たので良かったです。
この留袖を着せた後、違うのを着せようとしたら、グラグラっとして折れてしまったのだ。
余談だが、この留袖めちゃくちゃ可愛い。いいお顔!の つがいの孔雀さん。
留袖蒐集家になりかけてるので、集めた留袖の写真を撮りたいな。っておもってたのだ。近々再開します。
着物愛が溢れすぎて、noteはじめました。
ほんとは、ひとり編集着物雑誌みたいなの作りたい…。
いや、みんなで作ってもいいのだが。
とりあえずnoteで記事を貯めて、まとめてマガジンにします。よろしくどうぞー。
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