いま、おしんに夢中。
おしんに夢中。
前々回のラジオ室でおしんの話になって、
私は実はそれまであらすじを知らなくてですね。
なんか雪国の苦労話 っていうイメージだけ(多分幼少期のおしんのイメージ)ぼんやり知ってるだけで、
そういえば話は知らないな。と。
で、なんでも 話の途中で おしんは髪結になるらしいじゃあないですか!
気になる。気になるぞ!
ちょうど日本髪から洋髪への転換期のころ。
当時の事を少しでも知りたい。
というわけでね、観始めたんですよ。
で、
今日やっと 東京へ出てきて 髪結の師匠に弟子入りするところまできたの。
もうさー、なんだろね。
美容業界って今はわかんないけど(でもたぶん今も)
すっっごく封建的なんですよ!!!
これは大正時代の話だけど、私が教えてもらった環境とあんまり本質は変わらない気がする…。
仕事は見て覚えろ。
仕事は自分で見つけろ。
一緒に仕事をする仲間ではあるけれど、ライバル。だから気を許せないし、ちょっとでも違うことするとすぐに「出る杭は打たれる」感じ。
初めは掃除とか雑用から。
一人前になるまでに何年もかかる。
美容学校在学中から、最初に勤めた店でバイトして
学校が休みの日は仕事してた。だから、学校が休みで、しかも店も休みの日(つまりちゃんとしたお休みの日)って月に1、2日しかなかった。
学校が終わると終電まで仕事。そこから茨城まで帰って、学校が日直だと始発に近い時間でまた出る。
まあ、学校では座学の授業はほぼ寝てたけど…。移動時間もずっと寝てた。
半年くらいそんな生活をして、その後3年くらいそのお店にいた。
そこでは、特殊系のヘアスタイルの店でわりと早くから仕事を任されていたけれど
辞めて地元の美容室に移ってからは7年間ずっとアシスタントだった。
だから、おしんちゃんの姿とか
周りの人たちの反応とか
お師匠さんの言葉とか。
わかりすぎるくらいわかってしまって泣けた。
私も同じこと言われてたよー。
お給料も安くて当たり前。なぜなら仕事しながら技術を教えていただいてるから。
練習しなきゃうまくなれない。だから朝から晩まで店にいる。
やっと、令和の今は違ってきてるみたいだけど
私の修行時代も 大正時代とあんまりかわらなかったみたいだ。どっちがいいのかは、正直よくわからない。
技術職だから、そーゆーもんだと思ってきたし。
練習は営業時間内にやります。とか、うちは研修やってますとか、今いろんな所があるみたいだけど、なんていうか、心構えとか大事なものがなんだか薄いような気もしなくもない。
最初からできる人もそりゃいるけど、
練習すれば誰でも報われる。っていうのが、
一生懸命つみあげることが、
なんだかコスパが悪くてかっこうのわるいことになっている今。なんだか私はなじめない。
出髪専門、髪結師じぞう
おしんちゃんが、出張でカフェーに洋髪を結いに行くシーン。
そっか!出髪っていうのね。出張のこと。
それって私じゃーん。
しかも、やってることもほぼ同じじゃーん。
(丁度キャバクラのヘアセットの仕事の帰り)
ってことはさ、
私ってば
出髪専門の女髪結師ってことよね。
たちまち膨らむ妄想…。
ちょっとそーゆーイメージでレトロな名刺とかプロフィール画像作りたいぞ。
#出髪 とかさ。(絶対誰も検索しないw)
じぞうは新たな肩書きをてにいれた。笑
ずっとこの、髪結のシーンのおしんを観ていたい…。
試作品
ちまちま作ってる、レジン×古布のアクセサリー。
まだまだ試作。
ちょっと今までと違うやり方してみたり、
帯留にしたらいいなあ。と思ってた形のやつが、パーツの方が微妙に大きくて今回は完成せず。
違うパーツを探すか、イヤリングでも可愛いかなあ…。
これは帯留。
反省点はまだ結構あるので、近いうちにまた作りたいなー。レジン楽しい。
いつまでも、試作。になりそうな、根っからの修行体質の私。
試作じゃなくなる日は来るのか?!
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